転がる先の杖

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現大企業メーカー勤務者が、文系新卒就活生に伝えたい5つの事

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就活

大学3年生の方は、いよいよ始まる就活に向けて、準備に力が入っているころですね!

私は文系新卒として大企業メーカーに勤務し、9年目。

今後、転職するのか、今のまま勤めながら活動を続けるのか、先の事は分かりません。

ですが、振り返るとこれまでの会社生活には割と満足しており、入社できて本当によかったと思います。

大企業メーカー勤務、メリット・デメリットは多々ありますが、本当に幅広い業務内容や色々な人がいて、勉強になったことだらけです。

今回は、

「文系新卒で社会人のイメージがよく分からないけど大企業メーカーに入社したい、実態が知りたい」、

と考えている学生の方に向け、役に立ちそうな情報を発信したいと考えております。

5つの項目をピックアップしましたので、ご参考にして頂けると幸いです。

①数多の会社からどういった選定をすればいいか?

就活をしていて、最も悩ましいのが情報収集ではないでしょうか?

意識が高く、学生時代からすでに活動をしていて、やりたい事、できる事が固まっているという学生は、サクサク話が進むかもしれませんが、多くの方は働いた事がないので、仕事のイメージがつかない。

よって、企業の説明だけ聞いても、あまり具体的なイメージが湧かないかと思います。

なので、具体的にこれだ! という職種や会社が分からない方は、比較的ホワイトそうな会社を選んだ方がよいと思います。

はっきりいって、入社後数年はどの会社で働いても非常に多くの事が学べます。そこからは本人次第で、転職するなり、出世するなり、その後のキャリアをどう積むか、かかってきます。

ですから、よほど強い希望のキャリアパスがない場合、まずホワイト企業で経験を積んでから行動してみる、というのがオススメです。

ホワイト企業の見分け方

基本的には、

  • 給料

  • 社風

  • 休暇日数

  • 福利厚生

  • 人間関係

などで判断することが多いです。給料や休暇日数、福利厚生などは、会社がデータで出しているので比較的調べやすいですが、問題は社風や人間関係など。

こればっかりは、入ってみないと分からない事が非常に多いです。

イメージと全然違う、どうしても合わない人がいた、というのも、配属された部署や上司、先輩との相性によってガラっと変わります。

できれば、実際に働いている方(公の説明会外で生の声が聞けたらより良い)からたくさん話を聞いて、事前に調べられるだけ調べておきましょう。

ネットで調べる場合は、会社名をググって各種掲示板などを調べるのは当たり前。(大げさに書かれている事も多いので、鵜呑みにせず事実からどうかはちゃんと判断しましょう)

私は2chの隠れ優良企業から調べて、今の会社に行き着きました。(全然隠れてない、社会人からすれば有名企業ばかりですが…)

さらに突っ込んで調べたい場合、「転職会議」を使ってみると、割と生の声が聞けます。

こちらは転職志望者向けとなっていますが、年上のだれかに頼むなりで、登録して企業の情報を調べると、とても参考になる情報が確認できます。(大企業ならば、大体何件か口コミがのっています)

②文系新卒で配属される可能性が高い部署

文系新卒ですと、よほど尖った武器がない限りは、基本的に配属先が限られています。

私の会社では、

  • 営業

  • 生産管理

  • 資材・購買

  • 総務

  • 経理

  • 社内情報システム

  • 広報

などがありました。

ある程度、本人のキャリアや能力が固まると、自身の能力と希望次第で選択できるようになるかもしれません。

が、入社前の段階では、取り立てて役に立つ資格や能力のない、まっさらな方が大半です。そんな方が配属される可能性として、一番高いのは営業職になります。

大企業の営業は、会社の看板を背負って、比較的規模の大きいビジネスに取り組んでいきます。

実際に会社の製品を取り扱う事で、社内の仕事の流れが一番掴める職種ですので、そこでキャリアを積んで他の職種にチェンジするにも、社内的に都合が良いのです。

また、新人を育てる上で、会社の立場で一番コスパが大きいのも営業でしょう。仮に売り上げがあまり上がらなくても、製品の宣伝でもできれば、それだけでそこそこ役に立っているとも考えられます。

なので、会社や業界によって異なる事も多いですが、一般的な文系新卒は営業職で働く可能性が高いという事を念頭に置いた上で、就職を考えて行動しましょう。

現実的に考えると、会社云々よりも、営業職がブラックでない、という事が重要かもしれません。

営業職のブラック度合いはこう調べる

営業ノルマや、営業方法については、よく確認しておいた方がよいです。

ノルマがきつい場合、必ず一定数の離職者が出ているはずです。比較的シェアの高い商材を扱っている会社は、ルート営業でノルマの緩い場合が多いです。

逆に言うと、個人で成績を上げて台頭したい場合は、物足りなくなるかもしれません。自身の性格や考え方をよ〜く見据えて検討しましょう。

また、営業といえば飲み会、と連想する方も多いかと思います。これは本当に会社によります。

説明会などでは、営業職の人に「飲み会とかってどのくらい行われているのですか?」とさらっと聞いた方がよいです。

飲み会といっても、社外のお客様を接待する飲み会、社内向けの飲み会と分かれ、飲み会の雰囲気、頻度も、所属する部署、営業拠点によって様々だと思います。

飲み会が嫌で離職するという話も決して珍しくありませんので、決して軽視はしないようにして下さい。

事前に調べられる事は、聞いて調べておきましょう。

どうしても営業が嫌だ、という方は…

営業が嫌であれば、他の仕事を猛烈に調べ、どうしても 〜〜 がやりたいんです! と、入社前から熱意を伝えておく必要があります。

関連する資格があれば事前に受験する、必要そうな業務知識、実際に使うツールなどを予習する、といった事は最低限必要かもしれません。

逆も然りで、営業がやりたくて入社したのに、管理系の部署に回されたという人も珍しくありません。

回避するには、それなりのパワーがかかりますし、そこまでしても営業職以外で採用になるとは限りませんので、くれぐれもご注意を…

営業職が花形という会社はとても多く、社内の立場も強いので、他の部署に移る前にキャリアを積む事は決して悪い事ではない、と言う点は理解しておくとよいです。

③転勤は覚悟した方がいい

大企業でメーカー勤務である以上、ある程度の転勤は覚悟しなければいけないと考えましょう。

もの造りのメーカーは、本社、営業所、工場、研究所、といった拠点があり、全国各地、世界各国に点在しています。

最近では転勤に関する話題も活発に議論されていますが、「地域限定職」でない限り、むしろ転勤しないとキャリア的には不利になります。

それもそのはず。大きい会社ほど、多数の拠点で多くの人と関わって、仕事をして結果を出したという実績がものを言います。

なので、一箇所でずっと引きこもって同じ人たちと仕事をしてました。という人は、社内的にはあまりアドバンテージが高くない。という事は、周知しておきましょう。

それでも転勤したくない。。なるべく避けるには…

とはいえ、あちこち飛び飛びでは、人生設計が会社次第になってしまいます。

なるべく転勤しないためには、やはり職種にかかってきます。さきほど記載しました営業職は、特に転勤が多くなる可能性が高い職種といえます。

文系新卒としては、特定の管理部門職(法務とか経理とか広報とか)が、比較的異動の少ない職種と思われますので、このあたりを目指すのも一つの手です。

それでも避けられず、不満な勤務地で何年いるか分からない状態が続きそうな場合は、キッパリと転職を見据えて行動する事を勧めます。

④研究職からブルーワークまで、様々な仕事があるのが強み

これも取り扱っている商材などによりますが、一日中パソコンと睨めっこのデスクワークから、定時内はほとんど机にいなくて体を動かす肉体労働まで。

オフィスから工場勤務といった具合に、非常に職種の幅が広いのが特徴です。

なので、

  • 実は研究好きで技術職の方が天職だった

  • 工場勤務で体を動かす方が向いていた

という事もありえますし、その場合、社内でジョブチェンジできる可能性があるので、潰しがききやすいです。(あくまで社内で)

現に、体を壊して休職したという方にも、どこかしら働き口が用意されている事も多く、何があっても同じ会社でずっと働きたい、安定したいという方にはとても良い環境です。

何がやりたい仕事かよく分からない、という方は、まず働いてみてから、自分の得意分野や長所を生かせる仕事を社内で探し、異動する、という事ができれば理想でしょう。

⑤いくら調べても、実際に会社に入ってみて所属されないと分からない事が多い

どんなにホワイト企業とされている所でも、部署によって差が大きいです。

これは上長の方針や管理スタイルにもよりますし、その部署にいる人との人間関係にもよります。

これだってものがない人は、なるべくホワイト企業を選んだほうがいいというのは、その方が比較的穏やかな人が多く、人間関係に支障なく働きやすいからです。

結局、どんな仕事であれ、自分次第でやりがいは生まれますし、自ら仕事を作る事もある程度可能です。

ホワイト企業で、残業も少なく、休日もしっかりとれる会社でしたら、働きながらの活動時間も作れますので、そこでやりたい事を打ち込む。といった選択肢も選ぶことができます。

運の要素も相当強いです。そこは大企業に入る以上、覚悟しておきましょう。歯車になるのが嫌ならば、何らかの実力をつけて会社から巣立っていきましょう。

最後に

長くなりましたが、私個人として、大企業に新卒入社する事はとても良い選択肢だと思います。

振り返ると、最初の数年は給料を貰いながら手厚い教育をさせてもらえましたので、十二分に元をとれたのではないでしょうか。

大企業で働いた後は、ベンチャーでも、同じく大企業に転職も、本人次第で可能ですので、キャリア的には大きな問題はないはずです。(起業志望の人はまた別)

まずは内定をとる所からですが、時間は有限ですので、ぜひ限られた時間を有効に就職活動を進めて下さい。