発言力をつけるにはどうしたら良いか…? 考察してみた

カッピィ~
オイラが真剣に話しても誰も聞いてくれない… 〜君だとうんうん頷くのに…

 

パッピィー
それはカッピィ〜がボケボケしてて、日頃から舐められてるからよ! あたしがいったことで反対された事ってほとんどないわ!

 

カッピィ~
それってパッピィーを怖がって誰も何もいえないんじゃ..

 

パッピィー
ん? なんか言った??

 

カッピィ~
ひ〜… そりゃ誰も何も言えないよ〜。

 

ktg
ある意味発言力のある有名人の頂点はジャイアンだからなぁ… 

こんにちは。ktgです!

例えば、こんなシチュエーションに遭遇したことはないでしょうか??

職場で皆に自分の意見を言って、改革の提案をした。だが…

  • 意見が通らない…
  • 反感を買ってしまう..
  • なぜ?どうして?と反対意見に近い疑問詞を投げかけられる

しばらくして、他の人が同じような事を言った結果、

  • 賛成される
  • 賞賛を受ける
  • じゃあやろう、と意見が採用される

全く同じ事をいっているはずなのに、全く相手の反応が違う。

きっと、誰しもそのような経験をした、あるいはみたことがあるかと思います。

今回は、「発言力」について考察し、どうしたら身につけられるか論じていきます。

どうぞご覧下さい!

HOWではなく、WHO

その理由はズバリこれです。

対面でのやりとりの場合、人は発言の中身よりも、

「誰が言ったか」を重視してリアクションを起こしています。

気兼ねなくなんでも言い合える友達だったらハッキリNGと言える場合でも、

これが職場の上司となるとそうはいきません。

代表例は権力による権威

一番分かりやすいのは権力です。特に顕著なのが役職による権威

平社員よりも先輩。

取り仕切っているチームリーダー。

お局様ポジション。

と、声が大きい人が優位に物事を進めている場面は、そこらでありふれています。

役付きの課長の声が強く、その上に部長、役員と続く。

もちろん、個人の信用、発言内容も影響しますが、

どこぞの名無し社員がさりげなく言った方針と、社長が言った方針では、

仮に内容が同じでも聞く人の印象が随分変わってきます。

いや〜おっしゃる通りです~~ と上司をヨイショする下っ端サラリーマンの顔は想像に難くないでしょう。

対人関係性でガラッと変わる

さらにこれが家族や親友となると、また話が変わってきます。

話しづらい人は別にして、家族同士だとお互い遠慮がない分、はっきりとNGを出しやすくなります

相手の事を気にせずはっきりと発言できる場の代表として、2ちゃんなどの掲示板やtwitterなどが有名です。

相手がみえず、こちらも匿名な分場合、

面と向かって言えないことでも好き放題意見が出せてしまいます

その結果、めちゃくちゃな罵り合いに発展してしまう事も珍しくありません。

ちょっと脱線しますが、最近よくみかける事例に、

twitterによる誹謗中傷を受けて有名人が訴訟をチラつかせ、結局手のひら返して謝るという件。

謝るくらいなら、最初から面と向かって言えないことは言わなければいいのでは…

こんな事件もありました ↓

発言力とは?

同じ事を言ってるのに、正論のはずなのに、自分の意見は全く通らない…

提案を受け入れてもらえない… とお悩みの方は多いはずです。

一見分かりづらいが、人に話を納得してもらう一番重要なのは「発言力」です。

一言で言うと、皆を納得させる覇気みたいなものでしょうか。

これがある人は、有無をいわさず首を縦に振らせることができるのです。

発言力のある人・ない人

◆発言力がある人の特徴

  • 自信があり、堂々としている
  • 意見がブレない
  • 周りから信頼されている
  • 気迫がある
  • 組織の立ち位置が良い

◆発言力がない人の特徴

  • 自信がなく、おどおどしている
  • 人から反対意見を言われたらブレる
  • 舐められている
  • 評判が悪い
  • 立ち位置が悪い
  • 失敗、ミスが多い

こんな人は発言力がある

巷にヤクザの仕事術という手法があるが、これはあながち間違いではないと感じました。

分かりやすい例として、公立中学に通ってた方は学生時代を振り返ってもらいたいのですが、

学校を取り仕切っていたのは、秀才でも生徒会長でもなく、不良グループの人たちではないでしょうか。

誰も何も言えない。逆らえない。

その中でもリーダーになるほどの人物は、特徴があります。

筋が通っていて、仲間想いで、実力がある(喧嘩が強い)

ちょっと怖くて近寄りがたいけど、緊急時は率先して動き、活躍。

いざ話すとべらんめぇ口調でノリノリ。

時に権力を行使し、反対派は容赦なく飛ばす。

これは僕が会社でみかけた発言力が強い人の特徴です。

威圧感があるかどうかは大きなターニングポイントになります。

もちろん、人あたりのいいお人好しな人がやり手で、

どんどん改革を進めるという事例もあるでしょうが、僕は滅多にお目にかかった事がありません。

発言力をつけるには

まずは正論をしっかり確立し、自信をもって言えるようにすることです。

しかし、それだけでは不十分。

意見の強い反対派がいたら、たちまちやられてしまうことでしょう。

大体、どんな事でもそれなりにメリット・デメリットはあります。

メリットのみだったら、とっくに採用されているはず。

では、どうすれば発言力を上げられるのでしょうか?

僕なりに考えてみた結果

  • 人から嫌われても構わないほどの愚直な信念
  • 意見を通す上での周りのフォロー
  • 自分が一番率先して面倒ごとを行う姿勢
  • 潰せる反論を先に抑えておく

結局、日頃の行いが大きく影響します。

だれしも、口だけで自分が動かない、何もできない人の言うことを聞く人はいません。

まず自分が一番頑張る。(これは誰でもすぐできます)

この人が言うんだから、仕方ない。

この人の為だったら、しょうがない。

自らの行動で、背中でみせるのです。

逆に、

  • いつも失敗ばかりしているから頼りないな…
  • 普段適当にしているのに、こういう時は粋がりやがって

こういう風に下にみられたら、中々話は進みません。

尊敬され、かつ舐められないで、理路整然と話せる人物になれたら、

比較的優位に正論を通せるようになります。

自分の意見が通りづらいと嘆いている方は、まず自分の立ち位置、印象を良くするよう働きかけてみてはどうでしょうか?

(ちなみにこんな記事を書いてみておきながら、僕は全然です…)

高めよう、発言力!


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「正しいこと」なんて時代や組織、人によって簡単に変わるというポエムを書きました ↓

人はなぜ行動できないのか? 持論を語ってみました ↓