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転がる先の杖

サラリーマンの傍、自力で食っていけるよう奮闘し、己を磨く日々を綴ります。旅をしながら働き、生計を立てられるようになるのがささやかな夢!

悪性リンパ腫

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今年も残す所、あとわずか。

 

今回はあえて重いテーマで綴ります。タイトルの通り、母が悪性リンパ腫を患ってしまいました...

 

11月中旬ごろまでは至って元気で。自分がUnityの勉強がてら、毎週末東京に帰ってきた際、ご飯を作ってくれたり、お世話をしてくれていた。

 

それが突然。頭痛や頭のフラつきを訴え、なんとか仕事や日常の家事をこなしているものの、一向に調子は良くならない。

 

最初は町医者にかかるも、脳梗塞との診断。父が念を入れて大学病院で診てもらう手筈をとり、精密な検査を受けたら小脳に脳腫瘍ができていると言われる。

 

緊急性が高く、即刻入院して手術を敢行。手術自体は上手くいき、薬が効いている事もあって母の調子は良さそうだが...

 

手術による腫瘍の診断結果から、悪性リンパ腫であると告げられた。転移の状況にもよるが、3年後の生存率は52.5%らしい。父も、あとから詳細を聞いた私も呆然とした。

 

当初、脳梗塞で珍しく調子が悪いなぁ〜、早く良くなるといいなぁ〜 くらいに思っていて、脳腫瘍でも良性の可能性が高いとみられていた。なんとか回復してくれたら、と考えていただけにショックはかなり大きい...

 

たった1ヶ月で、今まで入院も大きな病気もしてなく、健康そのものだった母が、今は一人で満足に歩く事すらままならないなんて。

 

自分に何ができるだろうか。奇跡的に回復すればいいけど、そうそう世の中上手くいく事ばかりじゃない。今後の闘病生活。日に日に弱っていくかもしれない母。

 

父は定年後も好待遇だったが、母の看病次第ではそんな会社を退職する。元々甘えるつもりはなかったけど、実家には一切頼れない。足を引っ張れない。引っ張りたくはない。(もし転職したら、一旦実家に帰ってくるつもりだった)

 

自分が今後挑戦したい事と、家族が自分に望む事。現状と、生きてく為の安定・収入との葛藤。自分自身への自信のなさ。

 

色々な考えが浮かんでは消えた。一つの答えとして、今できる事をしっかりやる。その上で、やりたい事に全力投球する。母に対してできる事はなんでもする。

 

という、結局今と変わらずに毎日を過ごす。そんな日々が続く。

 

力が抜けてしまい、奮い立たせてプログラミングやUnityでの製作をしていた事が嘘だったかのように、何もしない、ダラダラする時間ばかり増えていった。

 

こうして、毎日健康で食べたいものを食べれる。時間も作れて、やりたい事も今ある時間の中でできる。仕事だってプライドを捨てれば、定時退社だって可能でそこそこの給料に中々のボーナス、家賃補助が大きい福利厚生、土日祝日しっかり休めて、有給も強制消化できるようになったり、職場の人間関係は対外的にみて良好な方だと思う。

 

好きな車で車通勤し、片道10分。こんな好条件が果たして今後あるだろうか?看病の為なら有給だって自由にとらせてくれるだろう。

 

まずは今の恵まれた環境に満足しよう。このままでも、不要な向上心、プライドに目を瞑れば十分幸せじゃないか。そう思ったが、あれだけ強く思い描いた、未来を変える道筋が遠くなっていく事に、不安と行き詰まりを隠せない。有言実行を理想としている自分に嘘をつく事になる。

 

元々机に向かったり、何かを作ったりする事が好きな訳ではなく、体を動かして、得意なスポーツで結果を出して、それでチヤホヤされたりで、承認欲求を満たされるとそれで満足だった。何がきっかけで得意でもない畑違いの分野に進もうとしてしまったのか。

 

もちろん今も行動や努力はしているが、以前のような気合いや時間・集中力にはとても及ばない。自分の楽をしたい弱さが露呈している。だが、10年後も今の状況が続く保証など、どこにもないのだ。今の立ち位置で会社にしがみつけるほど、自分は有能でも従順でもない。

 

このままではいけない。

 

まずは母の闘病を支えながら、どういう方向に向かうかも一から考え直しながら、遠回りでも確実に進んでいきたいと思います。